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BOOK

【絵本】にじいろのしあわせ ~マーロン・ブンドのあるいちにち~

タイトル 【絵本】にじいろのしあわせ ~マーロン・ブンドのあるいちにち~
著者 ,,
出版年月日 2018/12/31
判型 A4変
ページ数 34ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784265851386

内容説明

アメリカ副大統領の家で飼われているウサギ、マーロン・ブンドくんには、とても素敵な夢がありました。それは、大好きな彼氏と結婚すること。しかし、その願いに対して偉そうなカメムシが反対をします。物語は、個性を大切にすることや、誰もが自分らしく幸せになる権利を持っていることを教えてくれる内容です。

この絵本の主人公であるマーロン・ブンドは実在するウサギで、アメリカ合衆国副大統領マイク・ペンス氏の一家がワシントンの公邸で飼っています。本作はペンス氏の妻と娘がマーロンをモデルにして作った絵本の「パロディ」として、アメリカのコメディアン、ジョン・オリバー氏とその番組チームによって制作されました。2018年3月にジョン・オリバー氏が番組内で本書の刊行を発表すると、すぐに注目を集め、40万部を超える大ヒットとなりました。

「にじいろのしあわせ ~マーロン・ブンドのあるいちにち~」は、枠にとらわれず多様性を認め合うことの大切さ、そして友だちを応援する優しさを子どもたちに語りかける絵本です。誰もが幸せを追い求める権利を持ち、その形は人それぞれでいいというメッセージが込められています。タイトルの「にじいろのしあわせ」にも、その思いが表現されています。

知育や教材で活用する際のポイント

「にじいろのしあわせ ~マーロン・ブンドのあるいちにち~」は、多様性や個性を認め合うことの大切さを子どもたちに伝える素晴らしい教材です。この絵本は、マーロン・ブンドというウサギを通じて「誰もが自分らしく幸せになる権利を持っている」というメッセージをわかりやすく語りかけています。子育てや教育の場で活用する際には、多様性や自由をテーマにした話し合いのきっかけとして非常に適しています。特に、子どもたちが自分や他者の違いを理解し、肯定的に受け入れる姿勢を育むための導入として活用できるでしょう。

保育園や幼稚園では、絵本を読み聞かせた後に「みんなの好きなことや夢は何?」と子どもたちに質問することで、個々の個性を引き出すことができます。さらに、カメムシが反対した理由や、それに対してマーロンがどう行動したかを一緒に考えることで、困難に直面したときの乗り越え方について学ぶ機会にもなります。また、小学校の道徳の授業では、絵本をもとに「幸せの形は人それぞれ違う」というテーマでディスカッションをすることで、子どもたちが多様な価値観を尊重する大切さを深く理解することができるでしょう。

この絵本は、親子で読む際にも非常におすすめです。親が子どもに対して「自分の夢や気持ちを大切にしていいんだよ」と伝える良いツールとなります。さらに、絵本の背景である「パロディ」という要素についても紹介することで、表現の自由や社会的なメッセージについて子どもと一緒に考えるきっかけになります。この作品を通じて、子どもたちが自分や周囲の多様性を受け入れ、豊かな心を育む素晴らしい時間を提供できるでしょう。