
【絵本】ナースになりたいクレメンタイン
タイトル | 【絵本】ナースになりたいクレメンタイン |
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著者 | サイモン・ジェームズ,福本友美子 |
出版年月日 | 2013/10/31 |
判型 | |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才,小学校低学年 |
ISBN | 9784265850471 |
内容説明
クレメンタインはお誕生日に、ナースの制服と救急セットをプレゼントされて大喜び。でも、弟のトミーは「ナースなんていらないよ」と言って、ちょっと意地悪な態度を取ります。
そんな中、思いがけないハプニングが起こり、みんなが大慌て!クレメンタインは、ナースとしての出番がついにやってきたとばかりに動き出します。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが思いやりや他者を助ける大切さを学ぶきっかけになる作品です。主人公クレメンタインがナースとして活躍する姿は、「役割ごっこ」を通じて想像力を育むだけでなく、助けを必要とする人に手を差し伸べる重要性を感じさせます。特に、弟トミーのように他者の違いを受け入れにくい子どもたちに対しても、自然と共感する心を学ばせることができます。
また、ストーリー内で「思いがけないハプニング」が起こるシーンは、緊急時の対応や冷静さが必要な状況を子どもたちがイメージしやすく、日常生活での問題解決能力を高める教材としても活用できます。例えば、保育園や幼稚園では、読み聞かせの後に「困っている友達を見つけたらどうする?」といった話し合いを行うことで、具体的な行動を考える場を作ることができます。
さらに、性別にとらわれない役割選択の大切さもメッセージとして込められており、多様性を尊重する教育の一環としても適しています。家庭や教室での読み聞かせでは、子どもたちの興味を引き出すためにナースや救急セットの小道具を用意し、体験を通じてさらに理解を深める工夫もおすすめです。