
【絵本】どんなときも きみを
内容説明
ここは、ふたりだけのちいさなおしろ。そこには、さまざまなきけんがひそんでいます。けれども、不思議と心配はいりません。
どんなときでも、きみが守られていると感じられるのはなぜでしょう?
それは、大切な人へのあたたかな想いが、この場所にあふれているから。そんなぬくもりを描いた、愛に満ちた絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもに「安心感」や「心のつながり」を伝えるための素晴らしい教材として活用できます。物語の舞台である「ふたりだけのちいさなおしろ」は、親子や大切な人との特別な空間を象徴しています。このような場所を通じて、子どもにとって愛されている実感や、見守られている安心感を伝えることができます。
例えば、読み聞かせの際には、登場人物の感情や状況について子どもと一緒に考える時間を設けると良いでしょう。「どうして安心できるのかな?」や「この場所はどんな感じだと思う?」と問いかけることで、子どもの想像力や共感力を育むことができます。また、「大切な人」とは誰のことを指すのかを話し合うことで、家族や友人など身近な人たちへの感謝や愛情を深めるきっかけにもなります。
さらに、絵本に描かれた温かい場面を子どもたちと一緒に再現する活動も良いアイデアです。例えば、子どもたちが「自分だけの特別な場所」を絵や工作で表現することで、自分にとって大切なものを考え、形にする楽しさを体験できます。この絵本を読む時間は、親子や先生と子どもの間に心のつながりを築く貴重なひとときとなるでしょう。