【絵本】ともだちになりたい トマト

内容説明

はるとくんは、今日もどうしてもぼくを食べてくれない。どうしたらぼくのことを好きになってくれるのかな？

そこで思いついたのは、はるとくんが大好きな本の世界に入ってみること。もしかしたら、ぼくも本の登場人物になれば、はるとくんと友だちになれるかもしれない！

こうしてトマトは、いろいろな本の中へと飛び込みます。果たして、はるとくんと仲良くなれる日は来るのでしょうか？

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、食べ物が苦手な子どもへの食育や、想像力を育む教材として活用できます。主人公であるトマトが、子どもが大好きな本の世界に飛び込むというストーリーは、子どもたちの興味を引きつけ、自然と本に親しむきっかけを作ります。また、トマトがはるとくんと仲良くなろうと奮闘する姿を通じて、食べ物へのポジティブなイメージを育むことができます。

特に、この絵本を読む際には、子どもたちと一緒に「トマトが入った本の世界を想像してみよう」と話し合ったり、「他にどんな食べ物が本の中に入ると面白いかな？」と問いかけたりすることで、創造性を刺激する活動ができます。さらに、物語の中でトマトがどのように工夫してはるとくんに近づこうとするのかを一緒に考えることで、課題解決能力や共感力を育むことも可能です。

家庭では、読み終わった後に実際にトマトを使った料理を親子で作ってみたり、保育園や幼稚園、小学校では、絵本をもとにしたごっこ遊びや塗り絵を取り入れたりするのも良いでしょう。楽しい体験を通じて、子どもたちが苦手な食べ物に対する抵抗感を減らし、食べることの楽しさを実感できる貴重な機会を提供できる絵本です。