
【絵本】どこに いるの?
内容説明
みおはお母さんと一緒に布地を買いに出かけました。しかし、そこで大切なぬいぐるみのレオが布の間に落ちてしまいます。みおはレオを見つけるために、色とりどりの布が並ぶ中へと進んでいきます。
布の間を探していくと、不思議なことにそこにはさまざまな世界が広がっていました。みおはレオを探しながら、その先々で驚きと発見の連続を体験していきます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの好奇心や探求心を育む場面が随所に描かれており、知育や教材としての活用に最適です。主人公のみおがレオを探す過程で色とりどりの布や広がる不思議な世界と出会う物語は、色彩感覚や想像力を刺激します。読み聞かせの際には、布の色や模様について子どもたちと一緒に考えたり、自分ならどんな布の世界を想像するか話し合ったりすることで、観察力や表現力を養う機会を提供できます。
さらに、物語を通じて「大切なものを探す」というテーマが描かれており、自分にとって大切なものや、それを大事にする気持ちについて考えるきっかけを与えられます。保育や小学校の授業では、物語を読んだ後に「自分がなくしたら困るもの」を絵や言葉で表現する活動を行えば、感情表現や自己理解を深めることにつながるでしょう。
また、物語の中でさまざまな世界が登場する点を活用し、子どもたちに自由にその続きを作らせる創作活動を取り入れるのも効果的です。絵本を通して、想像力・創造力・感受性をバランスよく育むことができるため、ぜひ家庭や教育現場で積極的に取り入れてみてください。