
【絵本】どうぶつたちのやさしいきもちって?
タイトル | 【絵本】どうぶつたちのやさしいきもちって? |
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著者 | アン・ウィットフォード・ポール,デイヴィッド・ウォーカー,福本友美子 |
出版年月日 | 2023/02/28 |
判型 | A4変 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才,5、6才,小学校低学年 |
ISBN | 9784265851911 |
内容説明
動物たちの「やさしいきもち」って、どんなものだろう?
ヤマアラシは、首の長いキリンのために一生懸命マフラーを編みます。 そして、ブタはひとりぼっちで寂しそうなヒツジに近づいて、楽しくおしゃべりをします。
動物たちの小さな行動に込められた、思いやりや優しさの気持ちが描かれたお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、動物たちが見せる「やさしいきもち」をテーマにしており、子どもたちに思いやりや他者への配慮を自然に伝える教材として最適です。例えば、ヤマアラシがキリンのためにマフラーを編むシーンでは、相手の立場に立ち、喜んでもらうために行動する大切さを学ぶことができます。また、ブタが寂しそうなヒツジに声をかける場面は、友だちに寄り添う勇気や、仲間を思いやる心を育むきっかけとなります。
この絵本を活用する際には、読み聞かせの中で子どもたちに「自分が動物だったらどうする?」と問いかけたり、感想を話し合ったりする時間を設けると、物語への共感を深められます。また、絵本に登場する行動を日常生活と結びつけ、「こんなときに優しくできるね」といった具体例を話すことで、実践につながる学びを提供できます。さらに、保育園や幼稚園、小学校低学年では、子ども同士でペアやグループ活動を行い、「やさしさ」をテーマにしたロールプレイを取り入れるのも効果的です。
優しい気持ちを育むこの物語は、読み手の大人自身も心が温かくなる内容です。子どもたちと一緒に楽しみながら、思いやりの心を育てる貴重な時間を作ってみてください。