
【絵本】でこあてすりすり
内容説明
ゆうくんは、熱を出してしまいました。お医者さんに診てもらったものの、なかなか熱は下がりません。困ったおとうさんは、ゆうくんのおでこに手を当てて、おまじないを唱えます。けれども、お熱はまだ下がりません。
そんなとき、外出していたおかあさんが帰ってきて…。さて、ゆうくんのお熱はどうなるのでしょう?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの体調不良という身近なテーマを通じて、親子の絆や安心感を描いています。知育や教材として活用する際のポイントは、まず「子どもが体調を崩したとき、親がどう向き合うか」という姿勢を考えるきっかけとして使える点です。例えば、読み聞かせを通して、子どもが具合の悪いときに親や周囲の大人がどのように対応してくれるかを知ることで、安心感を育むことができます。
また、劇中に登場する「おまじない」や家族のやりとりをきっかけに、想像力や言葉の力を伸ばすことも可能です。子どもたちと一緒に「他にどんなおまじないがあるかな?」と考えたり、家族で協力して問題を解決する方法を話し合ったりすることで、コミュニケーション力や発想力を養うことができます。
さらに、保育園や幼稚園、小学校の場では、体調管理や健康について考える導入として活用するのもおすすめです。絵本の内容を通じて「体調が悪いときはどうするか」「周りの人にどのように助けを求めるか」といったことを子どもに気づかせる機会を提供できます。親や教師が絵本の内容を踏まえた質問を投げかけることで、子どもたちが主体的に考えられるようサポートしましょう。