
【絵本】ちょうつがい きいきい
内容説明
部屋の扉を開けると、「きいきい」と不思議な音が聞こえてきます。なんだろうと覗いてみると、なんと扉の間におばけが挟まっていて、「痛い痛い!」と叫んでいるではありませんか。
それだけでは終わりません。あちらこちらからも「きいきい、きいきい」と音が響いてきて、次々と大騒ぎが始まります。さあ、この大変な状況をどうしたらいいのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの想像力や問題解決力を育むのにぴったりの教材です。まず、「きいきい」という音や扉に挟まったおばけというユニークなシチュエーションは、子どもたちの好奇心を引き出し、物語の世界に引き込む力があります。このような不思議で面白い設定は、子どもたちが「次はどうなるの?」と考えるきっかけを作り、積極的な思考の習慣を促します。
さらに、次々と起こる大騒ぎをどのように解決するか子どもたちと一緒に考えることで、協力の大切さや問題への対応力を学ぶことができます。例えば、親や先生が「おばけを助けるにはどうしたらいいかな?」と問いかけることで、子どもたちは自分のアイデアを自由に提案し、思考力や表現力を伸ばすことができます。物語の結末を読む前に「みんなならどうする?」と話し合う時間を設ければ、さらに深い理解や共感が得られるでしょう。
また、物語に登場する音やキャラクターを使った遊びや表現活動もおすすめです。「きいきい」という音を体験したり、場面を絵や劇で再現したりすることで感覚的な学びが得られます。親子やクラスの仲間と一緒に楽しむことで、コミュニケーション力や共感力も自然に育まれるでしょう。