
【絵本】ちきゅうのへいわをまもったきねんび
内容説明
公園でままごと遊びを楽しんでいた二人。その様子を、なんと宇宙人がこっそり見ていました。
実はその宇宙人、地球を侵略するためにやってきたのです。地球はどうなってしまうのか? そして、二人の運命はどうなるのでしょうか。
初恋をテーマに描かれた、ちょっぴり不思議なSF絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「初恋」というテーマを、宇宙人の視点や地球侵略というSF要素を織り交ぜながら描いた作品です。親や先生が子どもたちと一緒に読むことで、感情や人間関係について考えるきっかけを提供できます。たとえば、物語に登場する二人の関係性を通じて、相手を思いやる気持ちや友情、初恋にまつわる心の動きを話し合ってみるのも良いでしょう。
また、宇宙人が地球を観察しているというストーリー展開は、子どもたちの想像力を育むのにも役立ちます。「もし自分が宇宙人だったら、どう思う?」「地球の良さや不思議なところはどこだろう?」といった問いかけを通じて、宇宙や地球環境についての興味を引き出すことも可能です。さらに、地球侵略というテーマから、平和や共存の大切さについて自然に話を広げることもできるでしょう。
この絵本のもう一つの魅力は、「ちょっぴり不思議」という要素です。子どもたちにとって物語の中の驚きや展開は、読解力や好奇心を伸ばす良い教材となります。読み終えた後に「物語の続きがあるなら、どうなると思う?」と創作を促せば、表現力や発想力を育むアクティビティにもつながります。親子やクラス全員で楽しみながら深い学びを得られる、魅力的な一冊です。