当サイトでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイトプログラムを利用しています。
BOOK

【絵本】ちいさい おねえちゃん

タイトル 【絵本】ちいさい おねえちゃん
著者 ,
出版年月日 2022/09/30
判型 B5変
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,,
ISBN 9784265081851

内容説明

とっこちゃんに弟のたいちゃんが生まれてから、ママのお膝はいつもたいちゃんの指定席になりました。抱っこしてもらいたくても、なかなかしてもらえません。気づけば、とっこちゃんは赤ちゃんのように「だっこ、だっこ、だっこ!!」と甘えた声をあげるように…。でも、ママはたいちゃんのお世話で忙しそうです。

そんなとき、ママがとっこちゃんにこう言いました。「とっこちゃん、今日はふたりきりでおでかけしようか?」

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、新しい家族(弟や妹)が生まれたことで、上の子が感じる寂しさや葛藤、甘えたい気持ちに寄り添う内容です。子育て世代の親や保育園・幼稚園・小学校の先生にとって、子どもの心の変化を理解し、適切にサポートするためのヒントが詰まっています。

まず、この絵本を読むことで、上の子が抱える「甘えたいのに甘えられない」という気持ちを親や先生が代弁し、その感情を受け止めることの大切さに気づけます。とっこちゃんの行動や気持ちを一緒に読み進めることで、子ども自身も「自分だけじゃない」と安心し、共感を得られるでしょう。また、親や先生が絵本を通じて「上の子の気持ちに寄り添う姿勢」を意識するきっかけにもなります。

さらに、絵本に登場する「ふたりきりでおでかけ」というエピソードは、上の子に特別感を与え、満たされない気持ちを軽減するアイデアとして活用できます。実際の生活でも、短い時間でも良いので「上の子だけの時間」を作ることが、家族全員の心の安定につながるでしょう。この絵本を教材として使う場合は、読み聞かせの後に、子どもたちと「自分が甘えたいときどうするか」や「家族や兄弟の気持ちを考える」話し合いをするのも効果的です。