
【絵本】じっとみるの
内容説明
ビー玉やゼリー、つぼみの中って、どんな世界が広がっているんだろう?もしその中に入ることができたら……そんな好奇心をくすぐる一冊。
たちばなはるかが描き出すのは、美しいイラストとともに、想像の中で何度でも入り込める没入型の物語。手元に置いて、何度もページをめくりたくなる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの「中はどうなっているんだろう?」という好奇心を刺激する絶好の教材です。ビー玉やゼリー、つぼみの中に広がる世界を想像させることで、観察力やイメージ力を養う助けとなります。特に、身近なものに目を向けさせ、そこに隠れている新しい発見を楽しむ姿勢を育むのに役立つでしょう。
また、たちばなはるかさんの美しいイラストは、子どもたちの想像力をさらに広げてくれます。色彩や形の細やかな表現を通して、感受性や美的センスを育てるきっかけにもなります。単に物語を読むだけでなく、「この中には何があると思う?」と問いかけたり、子どもたち自身が描いてみるアクティビティと組み合わせると、さらに学びの幅が広がります。
保育園や幼稚園では、テーマ活動として「身近なものの中を探検しよう」といった体験型の遊びに発展させるのもおすすめです。小学生向けには、科学や自然の授業と関連づけて、実験や観察の前段階としてこの絵本を読ませると、興味を引き出す導入として効果的です。何度も読み返したくなる魅力的な一冊なので、子どもたちと一緒にページをめくりながら、想像の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。