
【絵本】しちふくじん
内容説明
「神様、助けて~!」と困り果てたぼくのもとに、なんと本物の神様たちが現れた!
七福神たちは、なんとかぼくの力になろうと、それぞれの得意技を次々と披露していくけれど……。にぎやかでユーモラスな展開に、目が離せないドタバタ劇が繰り広げられる。
立川志の輔と中川学が贈る、笑いと温かさに満ちた一冊。七福神の魅力がたっぷり詰まった、愉快な冒険が楽しめる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、七福神という日本の伝統的な神様たちが登場し、ユーモラスな展開とともに物語が進む点が特徴です。子育て世代の親や先生にとって、子どもたちに日本の文化や伝統を楽しく伝える教材として活用できます。七福神それぞれの個性や得意技が描かれているため、キャラクターごとの特徴を覚えたり、それらがどのように物語で役立つのかを考えたりすることで、子どもの観察力や想像力を育むきっかけになります。
また、神様たちが主人公を助けようと奮闘する様子は、助け合いや思いやりの大切さを伝える良い題材です。読後に「困ったときに誰かを助けるために自分ができることは何だろう?」と問いかけてみると、子どもたちが自分の行動について考える機会を作ることができます。さらに、物語のユーモラスな展開が笑いを引き起こすため、読書時間が楽しいひとときとなり、読書習慣を身につける入口としても最適です。
保育や教育現場では、絵本を読んだ後に七福神についての簡単な調べ学習や、物語の続きを子どもたち自身で考えるアクティビティを取り入れることで、想像力と自主性を育成することができます。楽しく学びながら、日本の文化や価値観に触れられる一冊として、ぜひ活用してみてください。