
【絵本】しずくちゃん7
内容説明
しずくちゃんの学校では修学旅行があり、京都と奈良を訪れることになりました。京都では映画村に行って、みんなでチャンバラごっこを楽しみました。奈良では奈良公園に立ち寄り、たくさんの鹿たちと遊んだりふれあったりしました。
でも、実はしずくちゃんたちだけではなかったんです。なんと、みるみるちゃんがこっそりついてきていました!楽しい旅の中で、どんな出来事が待っているのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに旅の楽しさや学びを伝えるとともに、友情や思いやりの大切さを教える教材として活用できます。修学旅行をテーマにしているため、子どもたちにとって身近で共感しやすい内容が描かれています。京都や奈良といった日本の歴史や文化が感じられる舞台設定は、地域学習や社会科の導入としても適しています。
まず、物語を通じて「京都」や「奈良」の観光地や特色を紹介することで、自然に地理や文化への興味を引き出せます。絵本に登場する映画村や奈良公園の描写をきっかけに、実際の写真や地図と組み合わせて説明することで、学びを深められるでしょう。また、鹿とのふれあい場面は動物への親しみや自然との共生について考える機会にもなります。
さらに、みるみるちゃんがこっそりついてくるというユニークな展開は、子どもたちにワクワク感を与えながら「ルールを守ること」や「他人を思いやること」の重要性を考えさせるきっかけを提供します。このように、物語の楽しさを味わいながら道徳や社会性を学べる点がポイントです。親子での読み聞かせや、保育・教育現場でのグループ活動に最適な一冊です。