
【絵本】しずくちゃん40
内容説明
アセオ君のカレーショップで作られるカレーパンは大人気!それを見て、しずくちゃんたちは「自分たちもいろいろなパンを作ってみたい!」と思いつきます。さっそく、ほいっぷちゃんのパパでパン作りのプロであるクリームさんに教えてもらうことになりました。
試行錯誤を重ね、新作パンを完成させたしずくちゃんたち。ところが、発売日になって驚きの出来事が!なんと、他の町のパン屋さんで同じアイディアのパンが売られていたのです。一体どうしてこんなことが?もしかして、誰かにアイディアを盗まれてしまったの?
真相を確かめるため、しずくちゃんたちは力を合わせて犯人探しに乗り出します。果たして、パンのアイディアが盗まれた理由とは?しずくちゃんたちの冒険が始まります!
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが「挑戦する楽しさ」と「問題解決の大切さ」を学べる素晴らしい教材です。物語の中で、しずくちゃんたちがパン作りに挑戦し、失敗や試行錯誤を乗り越える姿は、子どもたちに「挑戦する勇気」を教えるきっかけとなります。保護者や先生は、この物語を通じて、子どもたちが失敗を恐れず新しいことに挑む意欲を育むよう促すことができます。
さらに、アイディアが盗まれるという出来事をきっかけに、しずくちゃんたちが協力して真相を探る姿は、「チームワーク」や「クリティカルシンキング」の重要性を教えてくれます。読後に「どうしてパンのアイディアが盗まれたのかな?」や「みんなで協力することのどんなところが良かった?」といった問いかけをすることで、子どもたちが物語を自分ごととして考えられるようになります。
また、パン作りという身近で楽しいテーマが物語の中心にあるため、子どもたちの好奇心を引き出しやすい点も魅力です。実際に親子やクラスで簡単なパン作りを体験する活動に発展させると、物語の理解がより深まり、実生活との結びつきも実感できます。この絵本は、楽しみながら学びを深める絶好のツールです。