
【絵本】しずくちゃん21
内容説明
しずくの里では、今、忍者が大人気!しずくちゃんたちも、忍者修行に挑戦することになりました。変装や忍びの術、手裏剣の使い方、さらには合言葉まで、さまざまな技を学びます。
修行の目的は、殿様のお城まで巻物を届けること。果たして、しずくちゃんたちは無事に任務を果たせるのでしょうか?
さらに、もうひとつのお楽しみはバレエのお話。忍者の冒険とバレエのお話、2つの物語が詰まった楽しい一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、忍者修行とバレエの物語という二つのテーマが楽しめる構成で、子どもたちの創造力や表現力を育む教材として最適です。まず、忍者修行の場面では、変装や忍びの術、手裏剣の使い方といった具体的な技術が描かれており、物語を通じて集中力や挑戦する心を育むことができます。特に、巻物を届けるという明確な目標が設定されているため、「目標を達成するために努力する姿勢」の大切さを子どもたちに伝えるきっかけにもなります。
また、忍者の合言葉やコミュニケーションに関する描写は、言葉遊びやグループ活動と結びつけることで、協力することの意義を学べる教材としてアレンジ可能です。子どもたちが実際に合言葉を考えたり、簡単な動きを真似たりすることで、物語への没入感が高まり、学びが深まります。
さらに、バレエのお話は、身体表現や芸術への興味を引き出す要素としても活用できます。忍者の冒険とは異なる柔らかい表現や美しい動きの描写が、子どもたちの感性を豊かにし、多様な価値観を育てる助けとなるでしょう。親や先生が一緒に読み聞かせを行い、それぞれの物語の違いや共通点を話し合うことで、子どもたちの考える力やコミュニケーション能力を高める良い機会となります。