
【絵本】これは、わにです。
内容説明
「これは、わにです。」と言われて絵を見ると、そこに描かれているのは緑色の長靴。でも、本当にこれがわになの?なんだか不思議で、つい「えっ?」「違うんじゃない?」と言いたくなります。
ページをめくると、そこには驚きの展開が!しかけを通じて、読者は「わに」の正体に迫ることができる仕組みです。一見するとなんでもないような絵が、次の瞬間には思わぬ驚きをもたらしてくれます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの想像力や発想力を引き出す教材として非常に優れています。最初に提示される「これは、わにです。」という言葉と、それに続く意外なビジュアルの組み合わせは、子どもたちに「本当にそうなの?」と考えさせ、観察力や批判的思考を促します。子どもたちはただ受け身で読むのではなく、自分なりに考え、次の展開を予想する楽しさを体験することができます。
また、しかけを通じて「わに」の正体が明らかになるという展開は、好奇心をくすぐると同時に、注意深く観察する重要性を教えてくれます。保育園や幼稚園では、言葉遊びや絵を使ったコミュニケーション活動の一環として、子どもたちと「これは何に見える?」と問いかけながら読み進めることで、集団での意見交換や発想力の共有が可能です。
さらに、この絵本は単に「読む」だけで終わらない点も魅力です。子どもたち自身が身近なものを使って「これが○○です!」と独自の発想を披露するアクティビティに発展させることもできます。家庭や教室での読み聞かせに加えて、自由工作や発表会の題材としても活用できるため、幅広い年齢層に応じた使い方が可能です。