
【絵本】ごっほんえっへん
内容説明
かのこちゃんは風邪をひいてしまい、今日は学校をお休みすることに。1日中おうちでベッドに横になっています。
そばには、お気に入りのぬいぐるみ「らのこちゃん」。なんと、らのこちゃんまで風邪をひいたみたいです。お母さんは外へお買い物に出かけていて、おうちには二人(?)だけ。
退屈しのぎに、かのこちゃんとらのこちゃんはしりとりを始めることにしました。風邪っぴきの二人にとっては、どんな1日になるのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもが風邪でお休みするという日常的な状況を舞台にしており、子育てや教育現場で活用できるポイントがたくさんあります。まず、体調不良時の過ごし方についてのヒントを子ども自身が感じ取ることができます。主人公のかのこちゃんが退屈をポジティブに切り替え、ぬいぐるみとしりとりを楽しむ姿は、子どもたちに「病気のときでも楽しい時間を見つけられる」という前向きなメッセージを伝えます。
また、この絵本を通じて、しりとりという遊びを通した言葉の学びを深めることも可能です。しりとりは語彙力を養うだけでなく、言葉を工夫して考える力や集中力を鍛えるのに役立ちます。保育園や幼稚園では、読み聞かせの後に実際にしりとりを行う活動を取り入れることで、言葉遊びへの興味を引き出すことができるでしょう。
さらに、ぬいぐるみ「らのこちゃん」という存在も重要なポイントです。子どもたちが身近な存在として愛着を持つ対象が登場することで、絵本のストーリーにより深く共感しやすくなります。家庭や教育現場では、子どもたちの好きなぬいぐるみやおもちゃを題材にした会話を通じて、感情表現やコミュニケーションの促進にもつなげられるでしょう。