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BOOK

【絵本】こころころころ

タイトル 【絵本】こころころころ
著者 ,
出版年月日 2024/06/30
判型 A4
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,,,,
ISBN 9784265150038

内容説明

「こころころころ」は、自分の心に優しく向き合う大切さを教えてくれる絵本です。「ぼく」と「わたし」の心が揺れ動く様子を描きながら、心の変化について考えるきっかけを与えてくれます。

気持ちは常に移り変わるもの。楽しい気持ちや悲しい気持ち、どんな感情も自分の一部であり、どれも大切なものだと伝えてくれる物語です。読む人は、どんな自分の心も受け入れてよいのだと、やさしい安心感に包まれるでしょう。

さらに巻末には、臨床心理士の今井正司先生による解説が付いており、心の変化や感情との向き合い方を深く知ることができます。心の揺れに寄り添う温かい一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

絵本「こころころころ」は、子どもたちが自分の感情を理解し受け入れる力を育むために最適な教材です。感情の変化を描く物語を通じて、子どもたちは「楽しい」「悲しい」といった気持ちが自然であり、どれも自分にとって大切なものだと学ぶことができます。この絵本は、感情や心の揺れに対して否定的になるのではなく、むしろそれを受け入れ、共感する姿勢を教える上で役立ちます。子どもの自己肯定感を高め、自分を大切にする心を養うきっかけになるでしょう。

読み聞かせをする際には、登場人物の心情に寄り添いながら問いかけをしてみるのも効果的です。「こんな時、君ならどう感じる?」といった質問を投げかけることで、子どもたちは自分の感情を言葉にする練習ができます。また、感情に名前をつけてあげることで、子どもが自分の気持ちを表現しやすくなるでしょう。特に幼児期や小学校低学年の子どもたちにとって、感情を言葉にする力は社会性を育む基礎となります。

さらに、巻末の臨床心理士による解説は、親や先生が子どもの心に寄り添うヒントを得るのに役立ちます。絵本を読み終えた後、この解説を参考にして子どもと一緒に感情について話し合うことで、心のケアや自己理解を深める時間を作ることができます。「こころころころ」は、子どもたちの心を育むだけでなく、大人自身が感情と向き合う大切さを再認識できる一冊です。