
【絵本】カァーカァー ドタバタ
内容説明
子ねこたちの世話にすっかり疲れ果ててしまったおおかみ。そこで、助けを求めた相手はからすでした。でも、このからす、頼りになるどころか、むしろ危なっかしい行動ばかりで…!
前作『ぐーぐー ぺこぺこ』では、「子ねことおおかみのやりとりが楽しい」と多くの読者から大好評。フランスや台湾、韓国でも出版され、大きな反響を呼びました。そして、続編を望む声に応えて、ついに第2弾が登場です!
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ユーモラスなストーリーの中に、子育てや他者との関わり方に関する重要なテーマを含んでいます。主人公のおおかみが、子ねこたちの世話に疲れ、からすに助けを求めるという展開は、親や保育者が抱える「助けを求めることの大切さ」を示唆しており、子どもたちにもその価値を自然と伝えることができます。
また、からすの危なっかしい行動は、一見問題行動のように見えるかもしれませんが、個性や失敗を受け入れる姿勢について考えるきっかけを与えてくれるでしょう。読み聞かせを通じて、子どもたちに「完璧でなくてもいい」「困ったときは周りに頼ってもいい」といったメッセージを届けることが可能です。
さらに、この絵本は親子やクラスの中で「助け合うこと」「お互いに理解し合うこと」の大切さを話し合う機会を提供します。読み終えた後に「みんなが困ったとき、どうする?」と問いかけたり、登場キャラクターたちの気持ちを考えたりするアクティビティを取り入れると、子どもたちの思考力や共感力を育むことができるでしょう。