
【絵本】おはよう ぼくだよ
内容説明
うさぎがこぐまにこう言いました。「大きくなったら、立派なみみのうさぎになるのはどう?」
こぐまはそのアドバイスを聞いて、試してみることにします。
ゆったりとした時間の中で、あたたかい気持ちを感じながら、自分らしさを見つけていく物語です。読む人の心をほっこりと包み込む、自分探しの絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが自分の個性やありのままの自分を受け入れる大切さに気付くきっかけを与えてくれます。こぐまが「立派なみみのうさぎになる」というアドバイスを試しながら、自分らしさを見つけていく姿は、子どもたちに「他人の意見を取り入れながらも、自分に合うものを選んでいい」というメッセージを伝えます。親や先生がこの絵本を一緒に読むことで、子どもたちと「自分らしさとは何か」について話し合うきっかけを作ることができます。
また、絵本のゆったりとした時間の流れや温かい雰囲気は、忙しい日々の中で子どもたちとリラックスしたひとときを共有するのにぴったりです。登場するキャラクターたちの行動や感情を一緒に考えることで、子どもたちの共感力や想像力を育むこともできます。絵本を読んだ後には、子どもたちに「君が思う自分らしさってどんなことかな?」と問いかけたり、自由に絵や文章で表現してもらう活動を取り入れると、より深い理解につながるでしょう。
さらに、この絵本は幼児から小学生まで幅広い年齢層に適しており、保育園や幼稚園では道徳的なテーマとして、小学校では自己理解の教材として活用できます。読むだけでなく、劇遊びや紙芝居形式で物語を再現するなど、子どもたちが主体的に関われる工夫を加えると、物語のメッセージが一層心に残るでしょう。