
【絵本】おっとっと
内容説明
ぼくは小さなしろくま。おとうさんはとっても大きいんだ。ぼくが小さいのは当たり前だよね。
でも、おとうさんの肩にのったら、ぼくもなんだか大きくなった気分!高いところから見る景色は、いつもと全然ちがう。
だけど……。そんなぼくたちの楽しい時間に、ちょっとしたハプニングが起こるんだ。
リズミカルな言葉が楽しい、親子の絆が感じられる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、親子の絆やコミュニケーションの大切さを自然に伝えることができる素晴らしい教材です。物語の中で、しろくまの子どもが父親の肩に乗り、視点の変化を楽しむ描写は、子どもの成長や新しい経験の大切さを感じさせてくれます。子どもたちにとって「自分も大きくなれた気分」という感覚は、自信を育むきっかけにもなります。
また、リズミカルな言葉で進むストーリーは、言葉のリズムや音に親しむ絶好の機会です。読み聞かせを通じて、言葉の楽しさや美しさを子どもたちに伝えることができます。保育園や幼稚園では、親しみやすい言葉を通じて語彙力を育てたり、リズムを感じながら一緒に声を出して読むことで、言語感覚を豊かに育む活動に活用すると良いでしょう。
さらに、この絵本は親子の時間を深めるツールとしても優れています。特に、ハプニングが起こる場面では、親子で物語の展開を予測したり、感情を共有することで、コミュニケーションが深まります。読み終わった後に「お父さんやお母さんと一緒にいると、どんな気持ちになる?」などと問いかけることで、子どもたちが自分の気持ちを言葉にする練習にもつながります。