
【絵本】おじゃまなクマのおいだしかた
タイトル | 【絵本】おじゃまなクマのおいだしかた |
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著者 | エリック・パインダー,ステファニー・グラエギン,三辺 律子 |
出版年月日 | 2016/02/29 |
判型 | A4変 |
ページ数 | 40ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才,小学校低学年 |
ISBN | 9784265850945 |
内容説明
寒い日には、あたたかいほらあなを作るのが最高です。でも、そんな居心地のいい場所には、思わぬお客さんがやってくることも。クマがほらあなを占領してしまったら、どうしましょう?
ブルーベリーやハチミツを差し出してみる?それとも、気持ちのいいまごのてで誘い出す?クマに立ち向かう方法を考えながら、兄弟たちと一緒に過ごす楽しさが描かれた心温まる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが想像力を広げながら問題解決力を育むのにぴったりの教材です。物語の中で、ほらあなを占領するクマという「困った状況」に直面した子どもたちが、さまざまな方法を試みる姿が描かれています。この過程は、子どもたちに「どうしたらいいだろう?」と考える力や、柔軟な発想の大切さを教える良いきっかけになります。また、兄弟たちの協力や話し合いを通じて、コミュニケーションの重要性を自然に学ぶこともできます。
さらに、この絵本は「寒い日」「ほらあな」「クマ」など、季節感や自然との関わりをテーマにしているため、季節の移り変わりや動物について学ぶ導入教材としても活用できます。例えば、クマが冬眠する習性や、ブルーベリーやハチミツといった食べ物の特徴について話題を広げることで、子どもたちの知識を深めることができます。
保育園や幼稚園、小学校の現場では、読み聞かせの後に「もし自分がクマに出会ったらどうする?」「寒い日にどんなほらあながあったら楽しい?」といった質問を投げかけることで、子どもたち同士の意見交換や発表の場を作ると良いでしょう。親子で読む際も、クマにどう対応するかを一緒に考えることで、親子の対話を深める機会となります。温かな物語とともに、知育としての可能性が広がる一冊です。