当サイトでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイトプログラムを利用しています。
BOOK

【絵本】おおやまさん

タイトル 【絵本】おおやまさん
著者 ,
出版年月日 2013/09/30
判型 A4変
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢
ISBN 9784265081271

内容説明

幼稚園バスの運転手、おおやまさんは、いつもとても怖そうな顔をしています。まるでボスゴリラみたいに怒る人だとみんなが言うけれど、それって本当のことなのでしょうか?

そんなおおやまさんのことを、ぼくはちょっと不思議に思っていました。けれど、ある日、ぼくはその秘密を知ってしまったのです。おおやまさんの怖い顔の奥に隠された、意外な一面に気づいてしまったあの瞬間。果たして、おおやまさんは本当にただ怖いだけの人なのでしょうか?

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、見た目や第一印象だけで人を判断することの危うさや、相手の内面に目を向ける大切さを教えてくれる内容です。子どもたちは、幼い頃から他者との関わりを通じて人を見る目を育てていきます。この絵本を読むことで、「怖そう」「怒りっぽい」といった先入観を持つのではなく、相手の言葉や行動の背景にある意図や気持ちを考えるきっかけを与えることができます。

例えば、親や先生が子どもたちに「おおやまさんはどうして怖そうに見えるのかな?」と問いかけながら読み進めることで、想像力や共感力を育むことができます。また、絵本の中で主人公が気づくおおやまさんの意外な一面について話し合い、「自分が知っている人の中にも、実は違う一面があるかもしれないね」といった会話を促すと、子どもたちの視野を広げることができるでしょう。

さらに、この絵本は道徳教育や感情教育にも役立ちます。特に保育園や幼稚園、小学校では、クラスの友達や先生との関係づくりの中で、子どもたちが相手を理解しようとする姿勢を育む教材として活用できます。読後には「自分ならどう感じる?」「おおやまさんに何か声をかけるとしたら?」といった質問を投げかけ、子ども自身の気持ちや考えを引き出す時間を設けると効果的です。