
【絵本】おおきくなりたいの
タイトル | 【絵本】おおきくなりたいの |
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著者 | デイヴィッド・ウォーカー,マーガリータ・エングル,福本友美子 |
出版年月日 | 2014/12/25 |
判型 | A4変 |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 0~2才,3、4才 |
ISBN | 9784265850648 |
内容説明
ぼくは、おおきくなりたいんだ。たとえば、もりのきみたいに、そびえるように。あるいは、おつきさまみたいに、夜空に輝く存在になりたい。そして、ぞうさんみたいに立派で強くなれたらいいのに。
でも、どうしてもおおきくなれなくて、ちょっと悲しくなってしまう…。そんな小さな「ぼく」の一生懸命な思いが伝わってくる、心温まるお話。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「大きくなりたい」という小さな主人公の純粋な願いを通じて、成長や自己肯定感の大切さを伝える内容になっています。子育て世代の親や教育現場の先生にとって、この物語は子どもたちの心の成長をサポートするための素晴らしいツールとなるでしょう。
まず、子どもたちにとって「大きくなりたい」という気持ちは自然な願望です。この絵本を読み聞かせることで、子どもたちは自分の感情に共感し、それを受け入れるきっかけを得られます。また、主人公が「もりのき」や「おつきさま」、「ぞうさん」といった具体的な対象を挙げることで、子どもたちの想像力を刺激する点も魅力的です。読み終えた後に、「君はどんなふうに大きくなりたい?」と問いかけることで、子どもたちの夢や希望を引き出す対話のきっかけとして活用できます。
さらに、この絵本は「大きくなれない」という主人公の少し悲しい気持ちにも触れています。これにより、子どもたちは「自分の思い通りにいかない」経験に共感し、その感情を言葉にする練習ができます。保育や教育の現場では、この部分を活用して「できないことがあっても大丈夫」というメッセージを伝え、子どもたちの自己肯定感を育むことができます。
この絵本は、ただ読むだけでなく、読後の対話や活動を通じて子どもたちの感情や成長意欲を引き出す教材としても最適です。親や先生が優しく寄り添いながら読み聞かせることで、子どもたちの心に深く響く物語となるでしょう。