
【絵本】イモリくん ヤモリくん
内容説明
イモリくんが悪さをする子どもたちに捕まってしまいます。そこへ現れたのは友達のヤモリくん。どうやってイモリくんを助け出すのでしょうか?ドキドキしながら読み進めるうちに、イモリとヤモリの違いが自然とわかり、さらに水辺に暮らす生き物たちについても学べるお話です。
『あまがえるりょこうしゃ』や『だんごむしそらをとぶ』などでおなじみの松岡達英先生が描く生き物たちに、新たな仲間が加わりました。それが『イモリくん ヤモリくん』です。この絵本では、池や水辺に生息する生き物たちの世界も楽しく紹介されています。
第22回日本絵本賞を受賞した本作は、冒険と発見の物語を通じて子どもたちの知識と興味を広げてくれる1冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
『イモリくん ヤモリくん』は、冒険と発見を通じて子どもたちに生き物への興味を自然に育むことができる絵本です。この作品では、イモリとヤモリというよく似た生き物の違いを物語の中で楽しく学ぶことができます。子どもたちが物語に夢中になりながら、自然界への理解が深まる点が大きな魅力です。
知育や教材として活用する際は、まず物語を読み聞かせることで、子どもたちの想像力を刺激しましょう。その後、イモリやヤモリをはじめ、水辺に暮らす生き物について話し合う時間を設けると、自然と科学への興味を引き出せます。また、実際に図鑑や写真を見せることで、絵本と現実の生き物を結びつける体験を提供できます。
さらに、いじめや助け合いといったテーマも含まれているため、道徳教育にも役立ちます。悪さをする子どもたちやヤモリくんの行動を通じて、他者を思いやる心や正しい行動について考えるきっかけを作りましょう。保育や授業の中で、子どもたちが自然と学びを得られるこの絵本は、親子や教育現場での活用に最適な1冊です。