
【絵本】あわてんぼ うさちゃん
タイトル | 【絵本】あわてんぼ うさちゃん |
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著者 | デイヴィッド・ウォーカー,ティモシー・ナップマン,ひがし かずこ |
出版年月日 | 2013/01/31 |
判型 | A4変 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才 |
ISBN | 9784265850402 |
内容説明
あわてんぼうのうさちゃんが、動物たちのパパとママのもとへたまごを運びます。でも、届けたたまごから生まれたのは……なんと、あひるさんのところでわにさんの赤ちゃん!
いったい、ほんとうのパパとママは誰なのでしょう?ドキドキしながらも、思わず笑顔になれる心温まるお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、物事の背景やつながりを考える力を育むのに最適な教材です。物語の中で、うさちゃんが間違えてたまごを届けてしまうという展開は、子どもたちに「なぜこうなったのだろう?」と考えさせるきっかけを与えます。このような推理や予測のプロセスは、論理的思考力を養う重要なステップです。また、間違いをきっかけとしたユーモラスな展開は、子どもたちの想像力を刺激し、自由な発想を引き出すことができます。
さらに、たまごから生まれる赤ちゃんとそれを受け入れる動物たちの姿は、「家族」や「違いを受け入れること」の大切さを伝える絶好のテーマとなります。保育園や幼稚園では、絵本を読んだ後に「みんなの家族はどんなふうに助け合っているのかな?」といった話し合いを取り入れることで、子どもたち同士のコミュニケーション力を育てることができます。親子で読む場合も、絵本が終わった後に「うさちゃんが間違えたとき、どうしたらよかったかな?」と一緒に考えることで、共感力や問題解決能力を高める機会になります。
また、この絵本の温かいストーリーは、間違いや失敗に対するポジティブな視点も教えてくれます。失敗があったとしても、そこから新たなつながりや学びが生まれることを子どもたちに伝えられるでしょう。ぜひ読み聞かせやクラス活動に取り入れ、心豊かな時間を共有してください。