
【絵本】あめのひえんそく
内容説明
待ちに待った遠足の日。でも、窓の外はあいにくの雨模様。がっかりしたモンタがしょんぼりしていると、お母さんが声をかけます。「モンタ、遠足に行くわよ!」
こうしてお母さんが提案したのは、なんと楽しい「あめのひえんそく」。雨の日だからこそ楽しめる特別な冒険にモンタは連れて行ってもらいます。
雨が降っていたって、素敵な遠足は楽しめるんだ!そんなお母さんのアイデアに、モンタの心も晴れていきます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが日常の中で感じる「がっかり」や「思い通りにいかない経験」をポジティブに捉え直す大切さを伝える素晴らしい教材です。特に、雨の日という多くの子どもにとって残念な状況を題材としているため、共感を得やすく、感情教育の一環として活用できます。
親や保育者にとっては、子どもの気持ちに寄り添いながら、発想を切り替える力を育むヒントを得られる点が魅力です。例えば、雨の日の「楽しい冒険」を提案するお母さんの姿勢を参考に、家庭や園での柔軟な対応や新しい遊びの提案に役立てることができます。
また、自然や天候をテーマにした学びにも応用可能です。雨の日の楽しさや自然の変化に目を向けることで、子どもたちが日常の中にある「発見」の喜びを感じられるようになります。絵本を読み聞かせた後、実際に雨の日ならではの遊びや観察を通じて、絵本の内容を実体験として結びつけると、より深い学びが得られるでしょう。