
【絵本】おうさま
内容説明
ガラスのお城に住む王さまが選んだのは、愛と自由の物語。
透明な城に住む幼い王さまは、庭師の娘に心を奪われます。「君が僕の女王さまになってくれたら」と願う彼に、家臣たちは猛反対。「彼女には冠がない」と言うのです。王さまは悩んだ末、大胆な決断をします。「ならば僕が王さまでいるのをやめよう」と。冠を手放した王さまは、娘とともに新たな幸せを見つけ、穏やかな日々を送るのでした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、愛と自由の大切さを子どもたちに自然に伝える素晴らしい教材です。
主人公の王さまが、自分の立場や周囲の声に縛られず、大切なものを選ぶ姿は、子どもたちに「自分らしさ」を考えるきっかけを与えます。
読み聞かせでは、感情の変化や選択の場面に注目し、子どもたちと一緒に「自分にとって本当に大事なものは何か」を話し合うと、より深い学びにつながります。