
【絵本】ちっちゃなえほん ちっちゃな ちっちゃな ものがたり
内容説明
小さな村に暮らすおばさんが見つけた骨。それが静かな家に奇妙な声をもたらす、不思議で少し怖い物語。
小さな家に住むおばさんは散歩中、お墓の上で小さな骨を拾います。晩ご飯のスープに使おうと家へ持ち帰りますが、骨を戸棚にしまって昼寝をしていると、「わたしの骨を返して」という小さな声が聞こえてきます。声は次第に大きくなり、おばさんは怖くて布団にくるまります。薄暗い家の中で何が起きているのか、おばさんの恐怖が深まる中、物語は進んでいきます。日常の中に潜む不気味さが描かれた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「恐怖」と「想像力」をやさしく体験させる教材として活用できます。
物語に登場するおばさんの行動を通して、「他人のものを大切にする」や「ルールを守ること」の重要性を考えるきっかけになります。
また、少し怖いシーンもあるため、読み聞かせでは、子どもたちが安心して話を楽しめるよう、声色や間の取り方に工夫して進めると良いでしょう。