
【絵本】おんちょろちょろ
内容説明
迷子になった少年が、偶然の出来事から奇妙な「お経」を唱えることになります。それが、意外な展開を生む物語です。
ある日、使いに出た男の子が道に迷い、とある老夫婦の家に泊めてもらいます。少年はお寺の小僧だと偽り、夫婦の親切なもてなしを受けますが、お経を頼まれて困り果てます。すると、壁の隅から出てきたねずみを見て「おんちょろちょろ」と適当なお経を唱えてしまいました。ところが、老夫婦はそのお経をありがたがり、毎日熱心に唱えるように。やがてそのお経が、悪さをたくらむ泥棒たちを追い払うきっかけとなるのです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「機転」や「創意工夫」の大切さを教える教材として活用できます。
主人公が困難を乗り越える姿を通じて、困ったときにどう対応するかを学ぶきっかけに。また、ユーモアあふれる「お経」のエピソードは、想像力を育む助けとなります。
読み聞かせ後、子どもたちに「自分ならどうする?」と問いかけると、考える力も伸ばせます。