
【絵本】うしかた と やまうば
内容説明
雪深い山道に響く足音。その先に待つのは、恐ろしい山姥との知恵比べ。
牛方が正月用のサバを牛に積み、山越えをしていると、山姥が現れサバをよこせと迫ります。仕方なく一匹渡すも、山姥は次々とサバを平らげ、ついには牛まで食べてしまいます。さらに牛方をも狙い追いかけてきます。ようやく逃げ込んだ森の家で身を潜めますが、そこは山姥の住処でした。牛方は全力で知恵を絞り、危機を脱しようとします。恐ろしい山姥との一夜が繰り広げられます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、知恵と勇気をテーマにした物語です。子どもたちに「困難にどう立ち向かうか」を考えさせる良い機会になります。
物語の展開に合わせて「どうしたら山姥から逃げられるかな?」と問いかけ、想像力や問題解決力を育てましょう。
また、山姥や牛方の行動を通じて「欲張りすぎるとどうなるのか」「思いやりとは何か」を話し合い、道徳的な学びに繋げることもできます。