
【絵本】さる と びっき
内容説明
怠け者のサルと働き者のカエルが織りなす田んぼ作りの物語。最後に待つ意外な展開が心に残ります。
サルはカエルに田んぼ作りを提案しますが、いざ作業が始まると「体調が悪い」と言い訳をして何もしません。カエルは一人で田植えも稲刈りもこなし、収穫の喜びに浸ります。しかし、餅つきの日になり、サルが餅を独り占めしようとたくらみます。けれどもその計画は失敗し、カエルは見事に仕返しを果たします。山形の昔話をもとにした物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、怠け者と働き者の対比を通じて、努力や協力の大切さを自然に学べる内容です。
親子で読む際には、サルとカエルの行動やその結果について話し合い、良い行動と悪い行動を具体的に考える機会にしましょう。
また、先生方は劇遊びとして活用し、子どもたちが物語を体験する中で道徳心や役割分担の意識を育むことができます。
結末の意外性も含め、考え方や価値観を広げる良い教材としておすすめです。