
【絵本】きつね と かわうそ
内容説明
カワウソの優しさとキツネのずるさが織りなす物語。ふたりのやりとりは、どこか心に引っかかる教訓を残します。
キツネとカワウソはお互いにごちそうを振る舞う約束をします。カワウソは煮たり焼いたり工夫を凝らし、キツネにたっぷりの魚料理をふるまいました。しかし、キツネの番になると、彼は天井をじっと見つめるばかりで何も用意しません。「天を見張っていた」と言い訳するキツネに、次に訪れたときも「地面を見張っていた」と嘘をつかれ、カワウソはついに怒りを爆発させます。そして、ずるいキツネに仕返しをすることを決意するのでした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、正直さや相手を思いやる大切さを学ぶのに最適です。
物語を通じて、カワウソの優しさとキツネのずるさの対比が描かれており、子どもたちに「嘘をつくとどうなるのか」「信頼を裏切らない大切さ」を考えさせるきっかけになります。
読み聞かせ後に「カワウソやキツネの立場だったらどうする?」と問いかけることで、子どもたちの感情や考えを引き出し、道徳心を育てましょう。