
【絵本】ワニのお嫁さんとハチドリのお嫁さん
内容説明
メキシコの海辺を舞台にした、愛と和解の物語。幻想的な結末が心に残る一冊です。
昔々、隣り合うウワベ国とチョンタル国は百年にわたり争いを続けていました。疲弊した両国は、争いを終わらせるために娘を花嫁として交換するよう神託を受けます。しかし、チョンタル国が差し出したのは美しいハチドリ、ウワベ国からはワニが花嫁として送られます。それぞれの花嫁を乗せた船を進める若者たちの旅路は、二つの国の運命を変える鍵となります。この奇妙な約束が導く未来とは……?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、愛と和解をテーマにした物語で、子どもたちに「相手を理解し、受け入れること」の大切さを伝える教材として活用できます。
異文化交流や価値観の違いを象徴するハチドリとワニの描写を通じて、多様性や協力の意味を考えるきっかけを作れます。
また、幻想的な結末は想像力を育み、物語の背景にある「平和のための努力」を考える場としても適しています。