
【絵本】モグラくんとセミのこくん
内容説明
モグラくんとセミのこくんが出会ったことで、季節の移ろいや成長の不思議が描かれる物語。
土の中を散歩していたモグラくんは、迷子になってしまったセミのこくんと出会い、彼を自分の家に招き入れます。一緒に過ごすうちに季節が巡り、ある日セミのこくんの背中にひびが入りました。そこから少し大きくなったセミのこくんが現れ、「僕たちセミは一年に一度殻を脱いで成長するんだ」と語ります。そして次の夏になると、さらに大きな変化が訪れることを予感します。やがてセミのこくんは土の外の世界へ向かう決意をしますが……。セミの成長と旅立ち、そして友情が温かく描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、セミの成長を通じて「命のサイクル」や「季節の変化」を学べる知育教材として最適です。
子どもたちは、モグラくんとの交流を通じて友情の大切さや他者への思いやりを自然に感じ取れます。また、セミが殻を脱ぐ場面は、成長や変化の素晴らしさを伝える良い機会です。
読み聞かせ後には、セミの生態や季節の循環について話し合ったり、外で昆虫観察をするなど実体験を取り入れると学びが深まります。