
【絵本】ブルくん かくれんぼ
内容説明
ブルくんは大好きなかなちゃんともっと遊びたい。でも、かなちゃんは他のことに夢中で……二人の心のすれ違いが、小さな冒険を生み出します。
犬のブルくんは、友達のかなちゃんと過ごす時間が大好き。けれど今日はかなちゃんが絵を描くのに夢中で遊んでくれません。寂しくなったブルくんは、ぬいぐるみのクマを抱いてタンスの中に隠れます。すると、クマが見当たらないと慌てるかなちゃんの声が。ブルくんがタンスから飛び出すと、かなちゃんに怒られると思い込んだブルくんは庭の植え込みへ。ブルくんがいなくなったことで、かなちゃんは悲しくて泣いてしまいます。泣き声を聞いたブルくんが飛び出すと、かなちゃんは笑顔になり、二人はまた仲良しに戻るのでした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの感情理解や共感力を育むのに役立ちます。
ブルくんとかなちゃんのすれ違いを通して、「寂しい」「悲しい」といった感情を認識し、相手を思いやる大切さを学ぶことができます。
読み聞かせをしながら、子どもたちに「ブルくんはどう思ったのかな?」「かなちゃんはどんな気持ちだった?」と問いかけることで、感情表現や対話力を育てる教材として活用できます。