
【絵本】もじゃらんこ
内容説明
どこへ向かうのか分からないけれど、3匹はただ歩くだけ。その先に何が待っているのか、心がわくわくします。
もじゃもじゃした小さな3匹の毛虫“もじゃらんこ”たちが、「どこへ行くの?」と尋ねられても「わからんわからん」と元気に進み続けます。葉っぱの影に隠れては、一匹ずつ顔をのぞかせる様子はまるで「いないいないばあ」。そんな愛らしい仕草に心が和みます。そしてまた、3匹そろって歩き始める彼ら。岸田衿子さんの軽やかな言葉と古矢一穂さんの温かみある絵が彩る、ほのぼのとした物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「どこへ向かうのかわからない」というテーマが、子どもの好奇心を引き出す素晴らしい教材です。
「わからん」と言いながらも前に進むもじゃらんこたちの姿は、挑戦することの大切さを伝えます。また「いないいないばあ」のような場面は、観察力や想像力を育むきっかけになります。
親子やクラスで一緒に読めば、共感や会話が生まれ、子どもたちの感性やコミュニケーション力を育むことができるでしょう。