
【絵本】もっと おおきな たいほうを
内容説明
王様とキツネの「大砲くらべ」が繰り広げる物語。果たしてその結末やいかに――。
王様は自慢の大砲を持っていましたが、戦争がないため撃つ機会がありませんでした。そんなある日、キツネが川で魚を取っていると聞き、大砲を撃って追い払います。撃てたことに満足する王様でしたが、キツネがそれより大きな大砲を持って戻ってきます。負けじとさらに大きな大砲を作らせた王様ですが、キツネも負けてはいません。2人の大砲くらべは次第にエスカレートし、思わぬ展開を迎えます。果たして彼らの競争はどこまで続くのでしょうか。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「競争」や「欲望」がエスカレートする様子を描きながら、物事の本質や限度を学ぶ機会を提供します。
例えば、子どもたちと一緒に「なぜ競争が始まったのか」「本当に大砲が必要だったのか」を考えることで、自分の行動や感情を振り返る力を養えます。
また、ユーモアたっぷりのストーリーは、物語の楽しさを感じながら、問題解決や協力の大切さを自然と学べるきっかけになります。