
【絵本】あめのもりのおくりもの
内容説明
雷鳴とともに降る雨の中、友情が紡ぐ勇気の物語が静かに動き出します。
人気シリーズ第4作目となる本作は、梅雨の終わりの季節が舞台です。ある嵐の日、雷が怖くて布団にくるまるクマさんのもとに、ヤマネくんがあじさいを見に行こうと誘いに来ます。しかしクマさんは行くのを断り、ヤマネくんは一人で出発してしまいました。その後、川の氾濫で家の中まで水が入り込む事態に。ヤマネくんが向かった場所が川の上流だと気づいたクマさんは、恐怖を乗り越えヤマネくんを助けに走ります。果たして二人が迎える結末とは——。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「友情」「勇気」「助け合い」という大切なテーマを子どもたちに伝えるのに最適です。
雷や川の氾濫といった自然の怖さを描きつつ、クマさんが恐怖を乗り越える姿は、困難に立ち向かう大切さを教えます。
読み聞かせでは、登場キャラクターの気持ちを一緒に考えたり、自然災害への備えについて話題を広げる工夫もできます。
また、物語の中で描かれる梅雨の風景は、季節感を感じる教材としても活用できます。