
【絵本】つきよのおんがくかい
内容説明
満月の夜、山のてっぺんで繰り広げられる音楽とダンスのひとときが、心を弾ませます。
こうちゃんは月を見ようと山を登りますが、そこで楽器を持った動物たちと出会います。クマがピアノを、ウマがベースを、ネコがドラムを、そしてイヌがサックスを奏で、にぎやかでリズミカルな演奏が始まります。その音楽に誘われるように、こうちゃんは踊り出し、山のウサギたちも楽しげに加わります。音の響きがまるで耳元で流れるように描写され、読者も一緒に体が動き出してしまうような楽しい絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、音楽やリズム感を育む教材として最適です。動物たちが演奏する楽器や音の描写を通じて、子どもたちが音楽への興味を持つきっかけを作ることができます。
読み聞かせの際、リズミカルな言葉に合わせて手をたたいたり体を動かしたりすることで、身体表現やリズム遊びを楽しむことができます。
また、登場する楽器について話し合い、それぞれの音色を実際に聴いてみると、音楽の世界がさらに広がります。集団活動や創造性を引き出す時間にも活用できます。