
【絵本】きんいろあらし
内容説明
秋色に染まるやなぎむらに、黄金の嵐が吹き抜ける。その後に生まれる小さな奇跡とは――。
秋の深まりを感じるやなぎむらに、“きんいろあらし”と呼ばれる突風が迫ってきました。住民たちは赤とんぼのあかねさんの知らせを受けて、急いで身を守ります。しかし嵐が去った後、クモのセカセカさんの姿が見当たりません。彼は風に飛ばされ池に落ち、助けを求めていました。そんなセカセカさんを救ったのは、池の守り主であるカメキチおじいさん。やなぎむらを舞台にした、秋の心温まる物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、秋の自然や季節感を感じながら、協力や助け合いの大切さを学べる物語です。
親子で読む際は、嵐や登場人物の行動について話し合い、困っている人を助けることの大切さを教える機会にしましょう。
保育や授業では、自然の変化や秋の生き物について話題を広げたり、登場人物の心情を考える活動を取り入れると効果的です。