
【絵本】おなべ おなべ にえたかな?
内容説明
春の香りが広がるスープ作り。小さな冒険が、心をほっこり温めるひとつの物語です。
キツネのきっこと、イタチのちいとにいは、摘んだタンポポを持っておおばあちゃんの家を訪れます。ちょうどニンジンスープを煮ていたおおばあちゃんが急用で席を外すことになり、3人はお鍋の見張り役を引き受けますが、ついつい味見を繰り返してスープは空っぽに。慌てて水と豆を足し、摘んできたタンポポを加えたスープは、春の香りと優しい味わいに包まれた一品に変わります。季節の恵みと楽しさが詰まった心温まる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、食育や自然への関心を育む教材としておすすめです。
物語を通じて、食べ物がどのように作られるかを楽しく学べます。タンポポをスープに加える場面は、季節の植物や自然の恵みについて子どもたちの興味を引き出すきっかけになります。
また、失敗を乗り越えながら工夫する姿は、問題解決力や協力の大切さを伝える題材にもなります。