
【絵本】おかえし
内容説明
引越しの挨拶から始まった小さな贈り物のやりとりは、いつの間にか温かな交流の物語へと変わっていきます。
新しくタヌキの家の隣にやってきたキツネの奥さんは、引越しのご挨拶にたくさんのいちごを持って訪れます。タヌキの奥さんはそのお礼に筍を届け、それにまたキツネの奥さんが花と花瓶を返して……。贈りものに込められた気持ちは次々と連鎖し、やがてお互いの家の中はすっからかんに。それでも心は満たされ、あたたかい気持ちが広がっていきます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、贈り物を通じた心の交流を描いており、相手を思いやる気持ちや感謝の大切さを教える教材として最適です。
子どもたちに読み聞かせる際には、贈り物に込められた気持ちを一緒に考える時間を設けると良いでしょう。
また、登場人物が贈り物をどう選び、どんな気持ちで渡しているかを話し合うことで、思いやりやコミュニケーションの力が育まれます。