
【絵本】ばけくらべ
内容説明
きつねとたぬき、どちらが化けるのが上手か。そんな楽しい競争が始まります。さて、勝負の行方は……?
昔、化けることが得意だったきつねとたぬきが、どちらの腕が上かを決めるために化けくらべをすることになりました。たぬきたちは力を合わせて花嫁行列に化けますが、きつねの仕掛けたまんじゅうに引っかかり、正体があらわになってしまいます。悔しがったたぬきたちは、新たな作戦を練ってきつねを松並木に呼び出します。果たして勝敗はどうなるのでしょうか。ユーモラスな展開がダイナミックな絵で描かれた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、きつねとたぬきの化けくらべを通して、競争や工夫する楽しさを伝えます。
子どもたちと一緒にストーリーを読み進めながら、「どうしてたぬきは失敗したのかな?」「きつねはどんな作戦を考えたのかな?」と問いかけることで、問題解決力や発想力を育めます。
また、ユーモラスな展開を楽しむ中で、他者との違いや工夫の仕方を学ぶ良い機会にもなります。日常の遊びでも「化けくらべ」を取り入れることで、創造力をさらに広げられるでしょう。