【絵本】みるなのくら

内容説明

山奥の秘密が、若者の好奇心を誘います。その扉の先に広がるのは、どんな運命なのでしょうか。

貧しい暮らしを送る青年は、うぐいすの美しい鳴き声に導かれ、山深くへと迷い込みます。そこで見つけたのは、不思議な屋敷と美しい女性。彼女は彼を温かく迎え入れますが、「決して開けないで」と言われた12番目の倉の存在が気になり、青年は禁忌を破ってしまいます。日本の四季を豊かに描きながら、禁断の扉がもたらす物語が広がります。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、好奇心の大切さと危険性を子どもたちに伝える絶好の教材です。

青年の冒険を通じて、「約束を守ること」や「誘惑にどう向き合うか」といった倫理的なテーマを学べます。物語に出てくる四季の描写は、自然への関心を育むきっかけにもなります。

読み聞かせでは、子どもたちと「もし自分ならどうする？」と話し合い、想像力や判断力を養う時間を楽しみましょう。