
【絵本】うまかたやまんば
内容説明
馬方が浜辺で手に入れた魚をめぐる、恐ろしくも痛快な山姥との攻防が繰り広げられます。
馬方はたくさんの魚を馬に載せて峠を進んでいました。すると突然、山姥が現れ「魚を渡せ」と迫ります。恐怖に駆られた馬方は荷物を投げ捨てますが、山姥の欲望は止まりません。魚だけでなく、馬までも食べられてしまいます。しかし、馬方はこのままでは終わりません。どこかで聞いたことのあるような昔話の親しみ深さと、予測不能な展開が楽しめる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、昔話の親しみやすさを生かしながらも予測不能な展開で、子どもたちの想像力を刺激します。
山姥との攻防は、善悪や知恵の大切さを学ぶきっかけになります。読後には「もし自分だったらどうする?」と問いかけ、思考力を育てる対話ができます。
また、物語の緊張感や痛快な展開は、読み聞かせで子どもたちを引きつけ、集中力を高める効果も期待できます。