
【絵本】おじぞうさん
内容説明
お地蔵さんに願うばあさんの思いが、ユーモラスな出来事を次々と引き起こします。最後は心温まる結末に。
孫の寝小便を治したいと願うおうめばあさんは、お地蔵さんに大福もちを供えます。すると、その大福もちを巡ってお地蔵さんがよだれを垂らし、イヌが転び、和尚さんが池に落ちるなど、次々と笑いを誘う事件が連鎖的に起こります。そして、最後には願いが叶い、孫の寝小便が治るとともに、お地蔵さんには素敵なよだれかけが贈られるという、心温まる物語です。リズミカルに展開する物語が、読者を楽しく引き込みます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ユーモアを交えながら因果関係や善行の大切さを伝える作品です。おばあさんの素朴な願いが、予想外の出来事を引き起こす展開は、子どもたちに「行動が周囲に与える影響」を楽しく学ばせるきっかけになります。
また、リズミカルな物語は、読み聞かせや音読に最適です。子どもたちと一緒に声を合わせて読むことで、物語への理解や語彙力を深められるでしょう。
最後の心温まる結末を通じて、感謝や思いやりの重要性を伝えることができるため、道徳教育の教材としても活用できます。