
【絵本】パイがふたつあったおはなし
内容説明
お茶会に招かれた犬のダッチェスが巻き起こす、ちょっとした騒動がユーモラスに描かれた物語。
猫のリビーの家でのお茶会に誘われたダッチェス。しかし、出される予定の「ねずみのパイ」をどうしても避けたい彼女は、こっそりリビーの家に忍び込み、自分が用意した仔牛のパイとこっそり入れ替えようとします。けれども、ねずみのパイを見つけられなかった彼女は、仕方なく仔牛のパイをオーブンの上段に置いてその場を後にします。実はリビーが作ったねずみのパイは、オーブンの下段に焼かれていたのです。ソーリー村の実在の風景を背景に、ほのぼのとした絵と展開が楽しめます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ユーモアあふれるストーリーを通して「誤解」や「計画」といったテーマを親しみやすく学べる内容です。
子どもたちには、ダッチェスの行動をきっかけに「なぜそうしたのか?」を考えることができ、他者の視点に立つ練習として活用できます。
また、絵本を読み聞かせながら「食べ物の好み」「正直さ」の話題を広げることで、日常生活に結び付けた教育にも役立ちます。