
【絵本】ふたつのいちご
内容説明
クリスマスケーキに乗ったいちごが足りないことに気づいたかすみちゃん。森の中で見つけたうさぎの家で、思わぬ出来事が待っていました。
お母さんが作ったクリスマスケーキにいちごが3つだけ。れいちゃん、もっくん、そしてかすみちゃんの分はあるけれど、お父さんとお母さんの分がないことに気づきます。かすみちゃんは足りないいちごを探すため森へ出かけ、うさぎの家を見つけました。そこではうさぎのお母さんがケーキを作っていて、いちごがたくさん余っています。そっと様子を見ていたかすみちゃんでしたが、つい声を上げてしまい……。家族のために動くかすみちゃんの姿が温かい物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、家族を思いやる心や、他者との交流を通じて学ぶ大切さを教える物語です。
親子で読む際には、かすみちゃんの行動に注目し、「どうしていちごを探しに行こうと思ったのかな?」など問いかけ、思いやりの心を育みましょう。
また、保育や授業では、物語の続きを想像させる活動や、実際にケーキを作る工作を取り入れると、想像力や協調性を養えます。