
【絵本】あめふり
内容説明
雨が止まない空に、ばばばあちゃんのユーモアたっぷりのひと工夫が奇跡を呼びます。さて、どんな展開が待っているのでしょうか。
連日の雨にうんざりしたばばばあちゃんは、ある大胆な作戦を思いつきます。薪を焚いて煙を作り、こしょうやとうがらしでさらに刺激を加えると、空のかみなりたちは大きなくしゃみをしてしまいます。その拍子に雲がばらばらにちぎれ、空は一気に晴れ模様に。ばばばあちゃんは大喜びですが、かみなりたちは泥だらけになった雲を洗うため、しばらく彼女の家で過ごすことに。賑やかな日常が新たな形で続きます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、創意工夫やユーモアを通じて問題を解決する姿勢を学べる作品です。ばばばあちゃんのアイデアは、子どもたちの創造力や発想力を刺激します。
また、雨や雷を身近に感じながら自然現象への興味を高めるきっかけになります。読後には「どうしたら雨を止められる?」といった質問で、想像力を育む対話がおすすめです。
さらに、ばばばあちゃんとかみなりたちの交流は、異なる存在との共存や協力の大切さを教えてくれるでしょう。